2010年10月11日月曜日

墓参りと秋の空

家人と友人(近所のおじさん)、それから個人の同級生2人、合計6人でAさんの墓参りに行った。今年3月に亡くなった故人には、生前よく飲みに連れて行ってもらった。親子ほど年が違い、本当の息子さんを亡くしていたAさんは私に息子を重ねたのかもしれない。脳梗塞で倒れてから、1年で天国に逝ってしまった。
ガソリンスタンドの黄色の看板とのコントラスト

「墓参りに行こう」と決めた今日は天高く、最高の秋晴れとなった。しかし小高い山の上にあるその墓地は、近くまで来ながらもなかなか見つけられず、道に迷ってしまった。そこで以前連れてきてもらった「トンカツ屋」のAさんの同級生を訪ねた。すると美味しいトンカツをいただいる間にさらに仲の良い同級生を連れててきてくれ、6人で行くことになったのだ。故人の人柄が偲ばれる。

指を出すと、すぐにとまった赤トンボ

墓参りも無事に済み、トンカツ屋さんが自分の畑に連れて行ってくれた。飛んでいた赤トンボに、ふと人差し指を差し出すと、それを待っていたかのように羽を休めた一匹。まるで「よく来てくれたな」と言っているように感じた。
コスモスが揺れるトンカツ屋の畑

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4 件のコメント:

nana さんのコメント...

この青い空、雲の上からAさんが見ていてくれているのでしょう。また、お墓が見つからなかったのも・・・Aさんが『同級生もいっしょに連れて来てよぉ~』っていうことなのかもしれませんね。

赤イルカ さんのコメント...

nanaさん
その通りですね。Aさんが「ありがとうな」って赤トンボとなって伝えに来たのかも。

いっこさん さんのコメント...

私は一度しか会ったことがありませんが、初めての私にも心の垣根のない接し方をしてくれたのを思い出します。心のあったかい方でしたね。

赤イルカ さんのコメント...

いっこさん
思い出してくれてありがとう。たくさんの人に思い出してもらって幸せだと思う。人と人を結びつけるのが、あの方の仕事でした。