2011年11月5日土曜日

レッドドルフィン号の車窓から Vol.27【多摩湖】

11月2日、水曜日が定休の自転車仲間、総勢4名で多摩湖に向かった。
荒川サイクリングロードを埼玉方面に走り、秋ヶ瀬から所沢方面に向かい、国道463号に出ると、ちょうど西武遊園地や西武ドームの方向を目指すといい。しかし、そうは上手くいかず、近づいてから道に迷ってしまった。
それでも来てよかった。多摩湖は想像よりも美しい、とても人工的な貯水池とは思えない景観を湛えていた。
その帰りに、彩湖によってみたが、やはり多摩湖が断然よかった。この多摩湖は、やはり自転車仲間がブログで紹介してくれたものだ。

今度は「奥多摩」にも足を伸ばしたい。

2011年10月30日日曜日

富士山ライドとヘタレな自分

富士山は日本一の山。
世界に誇る日本の象徴だ。
雪がない姿もまた美しい。
自転車仲間の1人がサポートカーをかってでてくれた。
本当にお世話になった。心から感謝する。

さて、御殿場インターチェンジ付近で、クルマから自転車を降ろして組み立て、いよいよ出発。
まずは山中湖を目指す。
しかし、いきなりの登り坂だ。
時刻はまだ7時前。寝ぼけながら、クランクを回す。
行きはよいよい、とは良く言ったものだ。
なんとかアウターで乗りきった。
アップダウンを繰り返しながら、そして次は籠坂峠だ。
峠の名前がつくだけで、険しい登り坂を意識してしまう。
チェーンケースをインナーへ。
籠坂峠に到着。
先に見てているのが、チームメート。
すでに・・・ちぎられている。
山中湖でやっと追いついた。
さて、ここからまだまだ続く。全行程は100kmほどだ。
これまで自転車を初めて1年半、100kmを超えるライドもやってきた。
でも今回は富士山を反時計回りにまわるルートだ。
山岳ルートとまでは言わないが、起伏の多い、きついコースは間違いない。

穏やかな山中湖をあとにする。
止めてくれるなアヒルちゃん。

再びアップダウンへ、ここで初めて発見。
私は下りが苦手だ。
このか細いクロモリフレームの自転車で、コーナーを曲がる度に、緊張感でいっぱいになる。
メーターを見る余裕はないが、50km/hは超えているだろう。
しかし、チームのメンバーは、それを大きく超えるスピードで外から追い抜いていく。
恐怖感を超えているのだろうか?
下りなのにダンシングしている。
とても追いかけることはできない。
そしてまた登り。
もうほとんど脚を使いきっている。
でも富士山は美しい。いつも左手に見て走る。
ランチは途中で見つけたお店に入った。
「えいちの村」という店。
広い敷地でレストランをやっている。

ここで選択の失敗をする。
ニンジンの炊き込みご飯と鰆のみそ焼き。他のメンバーはポークソテーを選択。
完璧なメニュー。デザートまで付いて大満足だ。

そして午後からも登りだ。
しかし疲労した脚が回復せず、ヘタレな気持ちが入道雲のようにモクモクと心の中に発生。
次々にメンバーに抜かれ置いていかれてしまう。
坂が得意なメンバーの後を走るが、ずるずると後退し、また全員に抜かれてしまう。

年上のリーダー的メンバーが言った。
「鰆なんて食べてるから、こうなるんや!肉食わんと!」

こどもの国についたころに15時半回っていた。
この後は下りのコースだ。
楽にいける・・・はずだった。
しかし下りもヘタレな私。
例によって、あっという間に離された。
信号にひっかると、チームメンバーから完全にはぐれてしまった。
「迷ったときは、御殿場駅に!」
そう言われたことを思い出した。
まずはリーダーに電話。
御殿場駅に向かうことを報告する。
ここからは独り旅となった。
すると不思議な事に、疲れた脚の事はすっかり忘れて走っていた。

遅れて御殿場駅に到着。
再びクルマで東京へと運んでもらった。

自分の体力不足でメンバーに迷惑をかけてしまった。
もっとトレーニングが必要だ。恥ずかしい思いをした。

そして、サポートカーで私たちを運んでくれたメンバー、クルマを提供していただいたリーダーに感謝。
ヘタレを私を最後まで励まし、共に走ってくれたメンバ-に感謝する。