2011年8月4日木曜日

初めての路上パンク修理

『パァーン!!』
後ろから破裂音が!

朝の荒サイを少し走り、東武線の線路をくぐった辺りだった。
後輪の破裂音に振り向くと、空気が全部抜けて、ペシャンコになったタイヤが目に入った。

ついにやった。これまで通勤途中でパンクしたのは一回だけだった。
自宅近くだったためパンクした自転車を引きずって帰宅し、会社へ出直した。
しかし、今回はムリ。荒サイを走ったので自宅には引き返せる距離ではない。
あきらめてチューブ交換を決意。
まず、会社に「遅れます」とメールした。

クイックリリースを外して、パンク原因を探る。

なるほど、破裂している。

これを見て思い当たる節がある。今朝タイヤに空気を入れた時、ワンプッシュ多い気がした。
たぶん、エアに入れすぎと、今朝の暑さが手伝ってチューブ内の空気が膨張。タイヤのクリンチャーを押し出す形で、リムから外れて、チューブが破裂。そんな現象だと分析した。
サイクル仲間から、夏のエアは8割~9割とアドバイスもらった。
明日からエアはほどほどに入れるとしよう。

直ぐに予備チューブを取りだして装着。

所要時間40分で復帰した。
初めて路上でパンク修理した。なんだか一人前のローディに近づけたのではないかと、何だか誇らしい気分。またプールまで走りだした。

幸い遅刻せず、プールで少々泳ぐことも出来た。
あらためてデスクで破裂したチューブを見た。

見事に破裂したものだ。
帰りに気付いたが、帰路には予備チューブがない。絶対パンク出来ない。今度は予備に買い置きしたものを会社にも置いておこう。

ローディへの道、また一つ歩みました。


2011年8月3日水曜日

「何キロ走ったんですか?」

「何キロ走ったんですか?」
突然、隣にいた男性が声をかけてきた。

今朝のいつものプールでのこと。
ロッカーにヘルメットをしまった時、その男性が話しかけてきた。
60に手が届くくらいの年齢だろうか。

赤「15kmです。自転車ですけど。」
男「わかってますよ。ジテツウでしょ。私は自宅から65kmあるからムリなんだけどね。」
赤「その距離ではキツイですね。」

レーパンを脱ぎながら会話は続く。
どうやら男性はプールをあがったタイミングのようだ。

男「でもね、明日から自転車ででかけるんですよ。」
赤「へえ、どちらに?」
男「熊本です。」
赤「ああ、くま・・・熊本って?!ええ?輪行ですか?」
男「ええ、今回電車を多く使うんですよ。」
赤「そうですか。1週間くらいの行程ですか?」
男「来週の月曜日までです。」

男性が先に着替え終えて、ロッカーを閉めた。
赤「ありがとうございました。」
男「はい、失礼します。」
赤「お気をつけて。」

熊本までの輪行。そういう自転車の楽しみ方もあるのだなぁと思った。
これまで、ヨットも自転車も早く走ることばかり考えてきた。
乗り物というのは、人や物を運ぶもの。
遠くへ行くという楽しみもあるのだ。

この話と関係ないが、帰り道の新大橋で屋形船を写真に収めた。
なんだかよく撮れたので、FBやミクに投稿した。
ここにも掲示する。


「東京の夏、日本の夏」

2011年8月2日火曜日

レッドドルフィン号最終型、その3【決戦用ホイール】

決戦用ホイールが届いた。
「決戦用」・・・なんといい響きだ。
軽量ホイールの「ALPINE LIGHTNING」

納品の箱には「軽量化のため、体重80kg以上の方にはおすすめできません」とある。体重は問題ないが、逆に強度が心配になる。
黒いリムのバージョンを選んだ。ニップルが赤いのが気にいった。

そして後輪には新しいスプロケを装着してもらった。(Byサイクルプラス)
一番軽いギアには27Tを選んだ。
SHIMANOでは9速用(SORAなので)の設定がないのでBBBの製品となった。
と、ここまではいいところの紹介。
今回軽量ホイールだからこそ購入を決めたのだが、あまりにもハブが頼りないのだ。
フロントはこんなに細い・・・体重63kgの自分でも支えてもらえるのだろうか。
それに後輪のハブはこんなに幅が狭い。
現在のSHIMANO RS20と比べてもホントに狭い。
そして、このALPINEにこのタイヤを合わせる。
Panaracer RACE type D!!
チームの上級サイクリストが使っているタイヤを真似した。
この「決戦用」。何が「決戦」なのか?
何と戦うのか?

ヤビツ峠にリベンジする。
まずは、別の山でこのホイールの切れ味を試してみたい。
もう登れない理由はない。
登れなければ、自分だ。

戦え!レッドドルフィン号