2011年12月13日火曜日

強風下を走り、激流を登る。その4(終わり)

さて、鮭の遡上を観察すると、そろそろ腹が減ってきた。
腹が減っては戦ができぬと、吉田松陰先生は川魚を食べれる場所へ案内してくれた。
川魚は、その昔祖母ちゃんの家で食べた鮒の煮物依頼かもしれない。

松陰先生は「ナマズ」を、赤イルカは「ホンモロコ」を注文した。
お互い御裾わけして、いただきました。
なまずの天婦羅
ホンモロコの天婦羅
ナマズはその外観の想像に反して、あっさりとした、軟らかい口当たりで美味しい。
ホンモロコは一口サイズで、クセもなく、こちらも美味しくいただいた。

そしてお腹を満たして、追い風を背に受けながら、帰路を進む。
武蔵水路をひた走り、「埼玉古墳群」の公園を通過した時に事件が起こった。
疲れからか、集中力を欠いた赤イルカは、右側の安全確認に気を取られ、松陰先生に追突、これを避けようとしてバランスを崩し、転倒してしまった。
しかし怪我もなく、直ぐに起こして再出発した。
・・・ところがである、この夜、疲れでグッスリ寝るはずが、左手首の痛みで目を覚ましてしまう。
翌朝、念のため医者に見せるとこうなった・・・
「注意一秒、怪我一生」
よく工事現場などで見かけるが、まさしくその通りだ。
これからは、まず止まって左右確認を励行しよう。

しかし、楽しいツーリングができたのは吉田松陰先生のおかげ。
本当に感謝しております。

最後に先生がくれたルート図を、先生のサイトから紹介する。

http://pencom.cocolog-nifty.com/penpen/ より
この日の走行距離、167km。
楽しくもヘロヘロの一日だった。