2011年5月21日土曜日

赤イルカよ、どこへ行く?・・・夕暮れに思う

「夏の近づく八十八夜」
新茶が販売された時期、日が伸びたと感じる。
いつもの帰り道だが、明るいうちに新大橋を渡る。
隅田川の夏の夜を彩る屋形船が橋の下を過ぎてゆく。
ついついゆっくりとクランクを回す。
ジテツウを初めて1年が経った。
レッドドルフィン号と名付けた、このクロスバイクに乗って1年が過ぎた、とも言える。

最初は自転車で通勤すること、それが運動になればいいと思って始めた。
実業団ヨットレースにも対応できる体力を維持したかったからだ。

それが・・・
ホイールとタイヤ交換、
さらにビンディングペダルを導入し、
ハンドルをブルホーンへ変更、
クランクは105へ換えた。
荒サイでは、40キロキープを目指し、ケイデンスを意識するようになった。
そしてサーキットを走り、自分のレベルを知った。

これは、明らかに「ヘンタイ」になろうとしている。
あのサーキットに早朝から集まってきていた「自転車バカ」の1人になろうとしている。

6月には、峠に挑戦する。
自転車で山に登るなんて「ヘンタイ」のやることだ。
そんなの苦しいにきまってる。
脚は疲れ果て、顔は苦痛にゆがみ、汗がしたたり落ちるだろう。
でも、それでいて喜んでいるのか?
更なる「ヘンタイ」の道具と服をを求めて、お金をつぎ込もうとしている自分がいる。

赤イルカよ!
君はいったいどこへ向かうのだ?
「ヘンタイ」になった今、スピードを追求するスプリンターを目指すのか?
それとも海を忘れ、山に登るクライマーとなるのか?

レッドドルフィン号で山に登ると、その答えがでるのだろうか?
初夏の夕暮れ、「ヘンタイ」には変態なりの悩みがあることを知った2年目のスタートであった。

4 件のコメント:

タツヤ さんのコメント...

周りは次は萩原さんがロードねって感じですけど、自分のペースで楽しんでいきましょう(^0^)
クロスでも十分走れる事が昨日の江の島でわかりました。
ヤビツでどこまで通用するのかわかってからロードを楽しもうと思ってます。

赤イルカ さんのコメント...

タツヤさん
コメントありがとうございます。私はまだまだロード購入できそうもありません。しばらくは少しずつパーツ交換しながら、その変化を楽しみたいと思ってます。

kamo_negi2002 さんのコメント...

レッドドルフィン号をオール105とかにしちゃって、ロードをフレーム買いする感じで、レッドドルフィン号をレッドドルフィンⅡ世にしちゃいましょう!
たぶん、コンポの入れ替えとポジションで、そんなに俺の家鴨号とは変わらないと思うのだけど・・・

赤イルカ さんのコメント...

kamo_negiさん
105作戦!なんと魅力的なのでしょう。でもお金も多くかかりそうですね。自転車って、どんどん貧乏になるスポーツなんですね。トホホ。