午前中は5位以下の決定戦、そして午後からは優勝決定戦となる。
我がチームは午後からの優勝決定戦へと駒を進めている。
午前は5位以下のレース観戦となった |
昨日に比べ、午後からの風はさらに弱まっていた。
優勝決定戦、第1レース。
スタートは全4チームが、クリアにスタートした。
出足はまずまずだ。
船を進ませる中、風の振れが強く、近づいたはずのマーク(浮標)が一瞬で遠のく。
第1マークでは、少しの差で他のチームにトップを取られてしまった。
マーク回航後のスピンネーカで、巻き返しを狙う。
ところが、風はさらに弱まり、トップ艇と我がチーム、そして下位の2チームとの差が徐々に拡がった。
こうなれば3位のチームを抑えて2位を確保するのが賢明だ。
ここで2位を確保できれば、次のレースで再度優勝を賭けた勝負ができる。
幸い3位のチームとは、それに十分のアドバンテージとなる距離が確保できている。
ところが・・・である。
さらに風が振れて、3位のチームがゴールラインに近づき、我々のチームに追いつこうとしている。
ここで抜かれるわけにはいかない!
その時だ。
横から吹いていた風が、さらに振れて、前から吹いてきたのだ。
突然の変化であったが、スピンネーカをあきらめて、セイルチェンジする。
これが当たった。
相手のチームは失速し、我がチームはそのまま逃げ切った。
チームの速い判断が勝敗を分けた。
これで、次のレースに優勝に望みをつなげた。
しかし・・・
この後、ほとんど無風となった。
風待ちとなった。
こうなると、やることはない。
結局、この大会のレースはこれで終了。
船を着艇させるよう大会本部から指示が出た。
船を着艇させるよう大会本部から指示が出た。
またしても優勝を逃した。(実は2年前にも準優勝している)
閉会式で、準優勝のトロフィ?をいただいた。
それでも、チームのみんなで力を合わせて、勝ち取った準優勝だ。
危うくなった場面でも、みんなで考え、行動し、勝利した。
今回はこれで満足。
みんな、お疲れ様。
楽しかった。
本当にありがとう。
我がチームの名は・・・
NTT東日本東京ヨット部
小型のヨット、ディンギーを中心に活動する実業団レーシングチーム。
若手選手の代表は、11月10日から長崎サンセットマリーナで開催される、全日本スナイプ級ヨット選手権大会に挑む。
若者よ、我がチームに栄光あれ。
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