2012年6月23日土曜日

駆け上がれ!ロード7日めのボク

チームの仲間が「ツールド筑波」という、ヒルクライムの大会に出場する。
「Mt.富士ヒルクライム」にも出場している、その彼がいうには、「富士の半分のタイムが筑波」らしい。梅雨の時期なので、クルマを使って3人で輪行することとした。

スタートの大池公園から、頂上のつつじが丘までの距離は、約12km弱、高度上昇値は534m。まさに富士の半分だ。
http://www.tsukubasan.com/tour-de-tsukuba/about.htm
ツールドつくば のサイトより

しかし登ってみると、キツイ斜度が続く、スタートしてすぐにGARMINが心拍160を告げてくる。かなり余裕をもってスタートしたが、すぐに2人のメンバーに追い越された。そしてゴールで待っていてくれた。
タイムは48分。
・・・これを倍にすると、96分!富士のヒルクライムも目標の1時間30分に近づいた感がある。
昼ごはんはメンバーが紹介してくれた「餃子コロッケ」
明日は、「ツールドつくば」が開催される。
仲間の活躍を祈る。

2012年5月27日日曜日

贅沢すぎる?ロード6日目のボク

5月26日、「東日本チャリティーライド」に参加するため、朝7時半に出発。
東松山のシクロパビリオンを目指す。
そして先月買い換えたクルマで初めての輪行となった。

モデルでイラストレーター、そしてサイクリストとして活躍する日向涼子さんの呼びかけで実現したチャリティイベントは今回で3回目であり、私自身は2回目の参加になる。
クルマは首都高から外環、そして関越自動車道へと進み、1時間半ほどで到着。さっそくエントリーを済ませるとまずは、エキップアサダの浅田監督からのご挨拶。
浅田監督はジロ・デ・イタリア等のレース解説でお馴染みの、世界で活躍したプロロードレーサーだ。

そしてホストライダーの日向さんからのご挨拶。

このイベントには2つのコースが用意されていた。1つは「山たっぷりコース」、そして「山ちょっぴりコース」である。今回は後者の「山ちょっぴりコース」を選択。東松山の豊な自然を満喫するサイクリングとなった。

コースをスタートする前に浅田監督が一言。「走りに自信のない方は、私についてきてください。」
浅田監督の傍を走れるチャンスである。さっそくスタートと共に、浅田監督から2番目のポジションをキープ。監督のケイデンスに合わせ、インナーを使いながらゆったりと走る。何気ないライディングポジションや、フォームが参考になる。
そして、監督の手信号や、声掛けを真似て、「左折しまーす」と後ろに伝えると、ホストライダーの日向さんの声が返ってくる。
『なんて贅沢なんだ!』と感無量でペダリングを続ける。
まずは、サイクリストの間では有名である、「しろくま」パンへ。
ミルクパンをコーヒー牛乳でいただいた。

途中、ポイントで自転車を止めて、景観を楽しませてくれる浅田監督。
浅田監督のバイクとツーショット。
細身のフレームはクロモリだろうか?オシャレなサドルが印象的だった。

昼食は、古民家のようなうどん屋さんへ。
食事を終えて出てくる、浅田監督はやっぱりダンディだ。

そして、後半はちょっと山のコースへ。
登り終えて、後発隊をまつ間のワンシーン。
日向さん(一番左)の男前ポーズがカッコいい。
その後も、酒蔵にご案内いただき、ソフトクリームをいただいたり、自転車の楽しさを再確認する、楽しいライドとなった。

ロード6日目は、ホントに贅沢な一日だった。
ホントに楽しかった。浅田監督をはじめ、シクロパビリオンのスタッフの方々、ホストライダーの日向涼子さん、そして参加者の皆様に感謝します。

走行距離:57km
獲得標高:595m
平均ケイデンス:60rpm
平均速度:16.5km/h


2012年5月23日水曜日

ポタるか?ロード5日目のボク

雨が予想されていたが、一転晴天となった。
水曜日が定休という、自転車仲間に合わせて6人のライダーが集まった。目指すのは、小江戸「川越」だ。朝7時半に集合。荒川サイクリングロードの右岸を埼玉方面へと走る。秋ヶ瀬公園を過ぎたら一般道を走り、11時ごろには到着した。
まずは「時の鐘」で撮影。ふと、横に目をやれば、その脇に団子屋があるじゃねぇか。「こいつはありがてぇ」と写真を撮り直し。
そしてパクリ。柔らかくて歴史を感じる一品だった。「ロードバイクより団子」だぁ。
団子を食べたばかりだけど、すかさず「鳥清」さんで美味しいランチをいただいた。そして食後に街を散策。
サツマイモのデザートをいただきながら散策を続けると、「男前サロン計画」と書いた理髪店を発見。なんだか昔なつかし入口だ。
裏路地から、お菓子横丁に向かうと、なぜかカメレオンが登場。でかい!
コーヒーで一服して、帰路に着きました。
千寿新橋に戻ったのが17時ごろ。

「ロード5日目のボク」、ロードで初めてのツーリングは、約120kmの走行でした。
天気がよく気持ちのいい一日、気の合う仲間と、楽しくポタリングだった。

さて、次の「ロード6日目のボク」は再びヒルクライム。
今週末の「東日本大震災チャリティライド」に参加予定。

2012年5月14日月曜日

登れるか?ロード4日目のボク

「Mt.富士ヒルクライム」http://www.fujihc.jp/index.shtmlは多くのサイクリストが参加し、あるいは勝利することを目標とする有名なヒルクライムレースだ。この大会に参加する選手から誘われて、同じコースの試走に同行させてもらうチャンスを得た。

朝5時に集合、レース参加する2名の選手を中心に6人が集まった。この日は風もなく、天気は最高。移動する車内からも美しい富士山が見える。
富士北麓公園に到着し、準備を整えると、まず計測開始地点である富士スカイラインの料金所まで移動。ここからスタートである。
この日でロードに乗るのは4日目である。筑波のレース以来乗っていなかったので、久しぶりのロードだ。そしてやはり、ヒルクライムは甘くなかった。序盤から息が上がり、サイコンから「心拍が高すぎます」のメッセージが連発する。わかってはいるが、まずは体を安定させ、落ち着きを取り戻さなくてはならない。ケイデンスを70程度にキープし、心拍が下がるのを待つ。斜度が3%程度となった地点でようやく安定した心拍となる。すでにチームメイトは遥か彼方へ見えなくなってしまった。ここから一人旅と決めたからには、絶対に登り切ってやる。その後10%近い斜度になり、徐々に膝の上あたりの筋肉に疲れが溜まってくる。たまらずダンシングして血流を促す。
しかしロードはありがたい。ダンシングしながらでもシフトアップ、シフトダウンが可能だ。これが以前のクロスバイク(レッドドルフィン号)では、一度シッティングしないと変速できないからだ。
その後も「もがき」は続き、ようやく5合目に着いたタイムは1時間48分だった。チームで一番早い選手が1時間19分と言っていたので、30分近くお待たせしてしまった。
しかし、何とか足をつかずに登るという最低限の目標は達成した。自分へのご褒美とばかりに、名物のメロンパンをいただいた。
さて、サイコンからデータをまとめると下記のとおりとなる。
  • 距離:48.09 km
  • カロリー:1,003 C
  • 平均スピード:19.2 km/h
  • 最高速:58.3 km/h
  • 高度上昇値:2,310 m
  • 平均心拍:153 bpm
  • 最高心拍:178 bpm
  • 平均バイクケイデンス:65 rpm
  • 平均気温:17.6 °C
最高心拍の178bpmは、年齢による最大心拍とだいたいイコールだった。最高上昇(獲得標高)はもちろん過去最高だ。
このヒルクライムを1時間30分で登るのが、ライダー達の第一クリア目標らしい。18分も縮める必要があるが、これにはかなり負荷のかかるトレーニングが必要だろう。一番速かったチームメイトが1時間30分を切れるように頑張れと励ましてくれた。・・・まずいその気になってしまうではないか。

帰りはメンバーが勧めてくれた、ほうとうでランチとなった。

2012年5月8日火曜日

行けるか?ロード3日目のボク

降りしきる雨がいっそう強くなった。
前を走るロードの後輪が激しい水しぶきを上げてる。真後ろにつけると、ほとんど視界はゼロに近い。

5月3日、前日からの雨が激しさを増す「筑波8時間耐久レース」。
300チームが参加する予定であったが、雨でリタイヤが続出した。残った240チームが競う中、我がチームサイクルプラスは主力選手の頑張りで前半20位以内につけていた。
自分にライダーチェンジしたからといって、この順位を落としたくはない。
昨年のこの大会に出場した。クロスバイクを改造した「レッドドルフィン号」で思いっきり走るものの、苦汁を舐めた。トレインについて行こうと必死にクランクを回すが、何度試みても、トレインに乗るどころか、最後尾にもついていけず、直ぐに引き離された。

しかし、今回はロード「ギルティ号」でレースに臨んだ。ロードに乗って3日目だが、すでにSTIシフトには慣れた。下ハンを握ると、より空気抵抗が軽減されるのを感じた。カーボンフレームの車体は、立ち上がり加速に効果を発揮することがわかった。

この直線を抜けると、次は最終コーナー。大きなRを描いて右にカーブしていく。前を行くロードを立ち上がり加速でかわして、前に出る!その先にはピット前のホームストレート。水しぶきを浴び続けたが、ポジションを1台分イン側にとる。同時に視界が開けた。雨は路肩に水たまりを作っている。そこにはまれば減速させられことは間違いない。そのわずかな間を位置取る。最終コーナに入り、前のロードが減速する。こちらもブレーキを使わず空気抵抗で減速する。前のロードとホイールの半分がラップする。そのままコーナを回る。雨で滑りやすい路面は、ブレーキの挙動で命取りになるだろう。コーナ出口で慎重にクランクにパワーを伝える。ラップが半馬身(?)となったところで、遠心力を利用しながら、STIでシフトアップ。前を行くロード2台をかわして、トレインの先頭に立つ。


これが昨年はできなかったのだ。
ホームストレートでチームメイトにアピールする。
まだまだ持久力、心肺能力が続かず、多くの周回を回ることができなかった。それはクロスもロードも同じかもしれない。

結果、チームは27位。
降りしきる雨の中、8時間の死闘も終わってみると楽しかった。
やはりロードはスゴイ。3日目のボクでさえ、トレインに参加することができるのだ。
チームメイトとサポートしてくれた仲間に感謝したい。




2012年4月30日月曜日

ギルティ号 -ローディの聖剣(つるぎ)ー: ロードを走らせる

ギルティ号 -ローディの聖剣(つるぎ)ー: ロードを走らせる: RIDLEY EXCALIBUR これが初めてのロードだ。 「ギルティ号」と名付けた。 RIDLEYは一年前の『筑波8時間耐久』で他のチームが乗っていたのを見て、欲しいと思った自転車だ。 このギルティ号で、今年の『筑波8時間耐久』を走る。もうこれだけで感無量だ。 しかし、4...

2012年4月29日日曜日

ロードを走らせる

RIDLEY EXCALIBUR これが初めてのロードだ。
「ギルティ号」と名付けた。

RIDLEYは一年前の『筑波8時間耐久』で他のチームが乗っていたのを見て、欲しいと思った自転車だ。 このギルティ号で、今年の『筑波8時間耐久』を走る。もうこれだけで感無量だ。 しかし、4月に納品になってから、ほとんどこの自転車に乗る時間がなかった。 ゴールデンウィークの前半は、初めてこの自転車に跨り、「初めてのロード」を体験した。

まずは荒サイを葛西臨海公園へと向かった。
これまでの違いに戸惑ったのがSTIだ。どのレバーを押せばシフトアップ、ダウンするのかわからなかった。とにかくガチャガチャと動かしてみた。なんとかわかってきたが、それでも間違う。登りに差しかかかる前にギアを重くしてしまったり・・・。
そして、葛西臨海公園へ。ここでmixiで連絡があった仲間と待ち合わせる。


実はこのとき、サイコンが着いていないので、友人から速度を教えてもらいながら、再び荒サイをひた走る。30kmまでの加速はラクになったことに気付いた。仲間とはホントにありがたいものです。

そしてもう一つ大きな発見。ロードは登坂中にもシフトチェンジできるのだ。これまでのクロスバイクでは上り坂でシフトチェンジするにはダンシングを止めて、シッティングし、片手をハンドル中央のシフトレバーまで移していた。つまり、そこで大きく減速し、再び加速するまのエネルギーを無駄に消費していたことになる。なるほどなるほどと感動しながら、午後からは安全祈願に行ってきた。
割と信心深いのです。

そして2日目、今度は彩湖に向かう。筑波SCでのレースに向けて、スピード練習しておくためだ。
前日で慣れてきたので、今度は足に負荷をかけてスピードを出してみる。35kmまで加速する時間が短く感じた。しかし、高速走行を持続するパワーは、レッドドルフィン号と変わらない。さらに40kmまで加速すると、これをキープするのはやはりエンジンとしての乗り手の心肺機能、体力が直接の要因となる。
この2日間でだいぶロードを慣らすことができた。サドルの高さ、前後位置など細かい設定を微調整するのはレースで走りながらでもやっていこう。サイクルプラスに寄って、5月3日のレースに関する待ち合わせなどを話してきた。いよいよ次はレースだ。